住みやすい家を借りる方法 ステップ 4 「管理」

「管理」と言っても大変なことではありません。これからお知らせする「管理」とは、これから賃貸する家またはユニットを借りた状態で維持することです。最初に賃貸契約をしたとき、最低4週間分のボンド(敷金)を支払います。そのボンドが引越しをして出て行くときに、全額そのまま返ってくると思ったら大間違いです。部屋の中を汚したり、家具を壊したりしたら、そのクリーニング代金や修理代はボンドから差し引かれます。

● 写真を撮って物的証拠を確保する。
もちろん、「形あるものは壊れる」わけですから、どんなに綺麗に使ったとしても、絨毯は傷むし、壁は汚れます。ではどうしたら、ボンドを全額取り戻す事が出来るのでしょうか?
現地で賃貸経験のある人はご存知でしょうが、引越しをするときに綺麗に掃除しても、不動産屋のプロパティーマネージャーが最終確認(ファイナル・インスペクション)に来て、クレームをつけられたときは、現地のオーストラリア人でも、ここのキズは最初から有ったとかこの家具は始めから壊れていたとか、証拠がないと説明する事が出来ません。ですから、物的証拠(写真)を最初に残すことがポイントです。
賃貸契約ではボンドを返金する条件は、「現状維持」なのですから、借りる前の現状写真を撮って証拠として残します。できれば日付を入れて写真撮影しますが、それと同じものを封筒に入れて自分宛てに郵送します。そうすると、郵便局の消印がスタンプの上に押されるので、封筒を開けなければ、立派な証拠となります。その写真(予備)を見せながら、借りる前の状態であることを説明すれば、証拠写真がないプロパティーマネージャーは文句の付けようがないというわけです。このテクニック、お忘れなくお試しください。

● 点検・確認(プロパティー・インスペクション)の注意事項
通常の賃貸契約では、3ヶ月間に一度、プロパティーマネージャーが点検(インスペクション)に来ます。通常1週間前までに手紙で日程を知らせてきますが、その点検日に部屋の中を綺麗に掃除していないと、やり直し、もしくは、室内の状態がひどい場合は、契約不履行とみなされ、賃貸契約を解除されることがあります。ですから、テナントは、常に良い状態で借りるように管理する必要があるのです。

【ちょっとマメ知識】
サインと印鑑の違い
ご存知のようにオーストラリアでは、契約書にサインをします。サインと言っても有名人がするサイン(autograph)とは違い契約書にする署名は、サイン(signature)です。欧米社会では契約書に署名する場合には、必ず本人の氏名を書きます。サインは日本の印鑑でも実印と同じぐらい重要ですので、ご注意ください。
良くお客様から「どんなサインをしたら良いのでしょうか?」と言う質問を受けます。ようするに漢字で書こうか、ローマ字で書くべきか、迷っているわけですが、不動産売買でおこなうサインは、パスポートの署名と同じ字体で書かなければなりません。何故なら、本人直筆のサインを確認する場合は、パスポートの署名を参照にするからです。 英文の契約書にサインをする場合、必ず、契約内容が100%理解するまでサインをしないことです。英語が苦手な人は英文が理解できる方と一緒に行って通訳をしてもらうようにしましょう。不動産売買などの重要な契約書は、契約内容を理解してキッチリ納得するまでは絶対サインをしないことが失敗しない秘訣です。 投資のセオリーは、「自己責任」であることをお忘れなく!

● 賃貸料金の外に掛かる費用
・水道基本料金は家主(ランドロード)が支払いますが使用した追加料金は借主(テナント)が払います。(約年間$80~$100ぐらい)
・電気、ガス、電話は各自テナントの名義でアカウントを開設します。
・一軒屋の庭の手入れと芝刈りは、テナントが責任を持っておこないます。

● どんな家が本当に住み心地の良い家なのか?
答えは、賃貸価格の高い家です。要するに、不動産査定価格の高額な家ほど、
安全で、居住性が良く、便利な地域にあります。すべての条件が整っている家は、人気は高く、販売価格も高いのです。「需要と供給のバランス」の一言、人気が高ければ、賃貸価格も高くなります。だがしかし、販売価格が高いのに賃貸価格が安い物件も、たまに市場に出てくるので、そう言った賃貸物件を探す事です。
そのコツは、上記に書いた4つのステップを忠実に実践すると探し出せます。

● どうしたら、 簡単に住み心地の良い家を探せるのか?
多くの方は、日々忙しい毎日をお過ごしで、週末の貴重な時間を使って、1日に4~5軒の賃貸物件など見て歩けない、と思います。しかも、1~2日間で探せたらとてもラッキー!です。人によっては、何ヶ月も探し続けている方もいます。
簡単に住み心地の良い家を見つけるコツは、数多くの方と一緒に家探しをする事です。友人や知人、もしくは、信頼のおける不動産業者、とにかく数多くの方に希望する賃貸物件の条件をお知らせして、一緒に探してもらう事です。会う人に自分は今家を探していると言いながら情報を集めていると、不思議とあなたにとって一番ふさわしい「住み心地の良い家」が不思議と見つかるものです。

● 袖刷りあうも何かの縁、「住み心地の良い家」との出会いがある。
今まで不動産を販売して強く感じる事は、「住み心地の良い家」を探し出す方の多くは、非常に「縁」を大切にしています。希望に近い家がちょっとしたタイミングで借りられなかったときでも、そう言う方は、たまたま「縁」がなかったとあきらめてさらに探していると、不思議にもっと良い条件の「住み心地の良い家」が見つかったりします。要するに、「縁」という言葉を大切に、ポジティブに考えて探していると
必ず、素晴らしい「縁」で、あなたにとって一番の「住み心地の良い家」が見つかります。袖刷りあうも何かの縁、こうして、あなたがこの小冊子を読んでいるのも、何かの「縁」だと考えますと、私とあなたは、縁故関係にあると言うことです(笑)。
ですから、不動産関係の内容で何かお困りでしたら、ご遠慮なくご相談ください。